フォーミュラリー4.0とはクラウド上に構築した
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必要な情報を瞬時に!フォーミュラリー4.0の検索機能(その2)

前回より「ステップ2:フォーミュラリー4.0の機能」をお送りしています。

**お時間のない方はこちら(要約動画です)

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3.リスク管理に関する情報

・老年症候群リスク薬(ふらつき・転倒・記憶障害・せん妄・抑うつ・食欲低下・便秘・排尿障害・尿失禁リスク)
・抗コリン作用リスクスケール
・投与速度「要確認」薬
・腎機能「要確認」薬
・定期検査「要実施」薬
・相互作用「要確認」薬
・転倒「要注意」薬
・「前投薬」必須薬
・光過敏症「要注意」薬
・周術期「要確認」薬
・TDM対象薬
・HBV再活性化「要確認」薬

「リスク情報なんて添付文書を見たらわかるじゃないの?」
そう仰る方もおられるかもしれませんが・・・1剤ずつ全て確認するのに一体何分かかりますか?
また、医療安全管理室から「●●のリスクのある採用薬は何がある?」というリクエストに即座に対応できますか?

ここに挙げたリスク因子をフラグ化しておけば、わずか数分で作業を完了できます。
※詳しい活用方法はまた別の機会で。

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4.ポリファーマシーに関する情報

・高齢者において一般に使用を避けることが望ましい薬剤(日本版ビアーズ基準)
・漫然投与「注意」薬
・向精神薬多剤投与減算対象となりうる成分を含む医薬品

こちらもフラグ化することで、迅速なスクリーニングを可能にしています。

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製品の概要

・新製品情報【SAFE-DI】
・新医薬品評価書【FINDAT】
・新発売情報【Clinical Cloud】
・3分で分かる!新薬動画 ※Dr.JOY
・説明動画(製品サイト・YouTube等)

新薬を中心に各医薬品情報サイトのリンクを貼付しています(要ID/PW)。

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5.同効薬に関する情報

・使い分け情報(今日の治療薬他)
・標準フォーミュラリー/推奨度/薬効群比較レビュー(FINDAT;要ID/PW)
・モデル・フォーミュラリ(日本フォーミュラリ学会;要ID/PW)
・一覧表1・2・3(1-SAFE-DI、2-Clinical Cloud、3-予備枠)
・拡張薬効分類

FINDATは個人事業主では契約できないため、時期を見てコンテンツを削除する予定です。

一覧表は医薬品情報サイトの同効薬一覧にアクセス(要ID/PW)できるだけではなく、同じリンクが貼付されている他の採用薬も自動表示されるため、代替薬の選定に威力を発揮します。

拡張薬効分類があると精度の高い同効薬検索(例.抗不安薬以外も含めたベンゾジアゼピン系薬の検索)を可能にします。

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最後に本稿のまとめです。

3.リスク管理に関する情報
4.ポリファーマシーに関する情報
製品の概要
5.同効薬に関する情報

今回の注目ポイントは「フラグ」です。
フォーミュラリー4.0では、医薬品の様々な属性をフラグ化することで迅速な情報検索を実現しています。
これは従来の紙媒体の医薬品集にも電カル付属のDI検索にもなかった「薬剤師向け」の機能と言えます。

次回は「6.用量に関する情報」以降をご紹介します。

乞うご期待!

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