フォーミュラリー4.0とはクラウド上に構築した
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FAQ(よくある質問)(その10;フォーミュラリー4.0のポテンシャルを引き出す方法)

「ステップ5:FAQ(よくある質問)」をお送りしています。

**お時間のない方はこちら(要約動画です)

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Q10.フォーミュラリー4.0のポテンシャルを最大限に引き出す方法は何ですか?

A.利用回数に尽きます。本質は医薬品集なのですから、場数さえ踏めば誰でも上手に使いこなせるようになれます。また、目的の情報にたどり着く過程で、多少なりとも目的外の情報も目にしている筈であり、繁用すればその記憶が「メタ知識」として機能する可能性も生じます。ごくたまに困った時だけ使用していたら、時短効果も教育効果も期待できませんが、考えてみれば当たり前の話です。

(解説)
フォーミュラリー4.0には「鍛錬の場」としての意味合いが込められています。

確かに目的の情報をいつでもどこでも誰でも入手できる「時短効果」は期待できますが、それはフォーミュラリー4.0をどれだけ頻回に利用するかにかかっています。
困った時だけ使用するスタイルではそれすら実感できぬまま遠ざかっていくことでしょう。

フォーミュラリー4.0の教育効果の本質は「成功体験」です。
例えば、皆さんが初めて「粉砕ハンドブック」や「注射薬配合変化表」を使った時、「へぇ、こんな便利な本があるんだ」とその便利さに衝撃を受け、「次回もまたこの本を使おう」と感じた筈です。
メタ知識はそのような「成功体験」を通じてのみ習得できるのです。

もちろん、これを「面倒」と思うか「鍛錬」と思うかはその人次第です。
しかし、1冊の本を丸暗記できないように、どんなに勉強しようと人間の記憶力には限界がある以上、「メタ知識➤最適な3次資料に到達➤それを読み込む」(勉強は最小限でOK)というスタイルの方が合理的です。
それにこの方法は、満足にDI教育を受けていない「ゆとり世代」にも向いていると思います。

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今回の話を通じて、フォーミュラリー4.0にとって「利用回数」がいかに重要かをご理解いただけたと思います。

逆に言えば、「利用回数」が伸びない施設がどう頑張ろうとフォーミュラリー4.0の恩恵は受けられないということです(導入しない方がましです)。

「利用回数」を確保するには強力なトップダウンが必要です。
最初は「騙されたと思って使ってみて」くらいでちょうどです。
それゆえ、導入初期にはスタッフに丁寧な説明が必要ですし、それ以降も数字が悪化しないようにトップが責任を持ってコントロールしなければなりません。
「薬剤師不足」や「働き方改革」といった薬局長の課題は、そのような地道な努力の積み重ねがあって初めて報われるのです。

フォーミュラリー4.0は「魔法の杖」でも「銀の弾丸」でもありません。
むしろ「頼りがいのある相棒薬剤師」として可愛がれば、必ずやそれを上回る見返りが得られる筈です。

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