本号より「ステップ3:フォーミュラリー4.0の活用方法」に進みます。
今回と次回はフォーミュラリー4.0の最大の強みである「検索機能」を紹介します。
**お時間のない方はこちら(要約動画です)
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1.全体検索(おすすめ度:★☆☆)
kintoneの画面右上の検索ボックスに入力したキーワードを元に、アプリのレコードやスペース・ピープルの投稿などのデータを検索できます。
**詳しくはこちら
https://jp.cybozu.help/k/ja/user/common_operations/search/search_details.html
最も単純な検索方法ですが、目的外の検索結果(ノイズ)を多数拾う点が厄介です。
絞り込み機能(フィルター)も充実しておらず、複数キーワードで絞り込むくらいしか術がありません。
情報量が増えて来るとほぼ使い物にならなくなりますが、それも使い方次第です。
例えば私は、「あ、この薬、どこのアプリに入れてたかな?」という時にこの全体検索を使います。
その薬がどこのアプリに入っているかは比較的確認しやすいからです。
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2.アプリ内検索(おすすめ度:★★☆)
対象のアプリを開いて、画面上部の検索ボックスにキーワードを入力します。
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3.一覧に表示するレコードを絞り込む(おすすめ度:★★☆)
レコード一覧画面のままでレコードを絞り込むことができます。
漏斗アイコンをクリックして「検索条件」と「ソート順」を設定でき、それを名前を付けて保存することもできます(応用編で詳しく解説します)。
**詳しくはこちら
https://jp.cybozu.help/k/ja/user/app_collectdata/filter_records.html
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4.かんたん検索(おすすめ度:★★★)
株式会社ヴァリューズが無償提供するプラグインで拡張できる検索機能です。
汎用する検索項目を指定しておけば、キーワードを入れるだけでレコードを絞り込めるようになります。
指定した検索項目以外は検索対象外となるためノイズを拾うことがなく、絞り込んだ結果もレコード一覧画面上で見れるので快適です。
**プラグインがダウンロードはこちら
https://qiita.com/tonio0720/items/eea3fd817894164382c3
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最後にまとめです。
今回は4種類の検索方法を学びました。
1.全体検索
2.アプリ内検索
3.一覧に表示するレコードを絞り込む
4.かんたん検索
検索は目的の情報にたどり着く第一歩となります。
まずは試行錯誤して「どのケースにどの検索方法が向いているか」を体得することから始めていきましょう。
次回は「実践編」として、「検索条件」と「ソート順」の保存方法とその活用法について解説します。
乞うご期待!