「ステップ3:フォーミュラリー4.0の活用方法」をお送りしています。
今回と次回はkintoneの真骨頂とも言える「拡張機能」を紹介します。
**お時間のない方はこちら(要約動画です)
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kintoneの拡張機能
kintoneは連携サービスと組み合わせることで活用できる範囲が広がり、より効率的に業務を進めることができます。
主な拡張の方法としては次の3種類があります。
1.プラグインを用いる
2.外部サービスと連携する
3.業種業務に特化したパッケージを利用する
1はAPI連携・JavaScript・CSSを用いたプラグイン(機能拡張プログラム)を用いることで、帳票出力やカレンダー、Webフォーム作成など基本機能ではできない処理が可能となります。
2はMicrosoftやAdobeといった外部のクラウドサービスと連携することで、効率的な利用ができるようになります。
3は業種業務に特化した専用パッケージアプリを用いることで、イチからアプリを作り込まなくてもすぐに使い始められます。
**詳しくはこちら
https://kintone-sol.cybozu.co.jp/integrate/search/
拡張機能には無料のものと有料のものがあります。
サービスの種類が非常に充実しており、プログラミング知識がなくても利用できるのがメリットです。
**プラグイン導入数ランキングTOP10(有料版)
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カスタマイズも可能だが…
もし希望する連携サービスが見つからない場合、サイボウズのパートナー企業にカスタマイズを依頼することもできます。
ただし、その場合は数十万円規模の開発費用がかかることを覚悟しておく必要があります。
現実的には、無償または低コストのプラグインを組み合わせて使用することをお勧めします。
プラグインは日々進化しているため、最新情報に目を光らせておき、よりコスパの高いプラグインが登場したら乗り換えることも大切です。
**よくわかるkintoneカスタマイズ
https://kintone.cybozu.co.jp/support/arukikata/pages/04-05.html
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最後にまとめです。
今回は「拡張機能」の基礎編として、以下の方法を解説しました。
・プラグイン
・外部サービスとの連携
・パッケージ製品
・カスタマイズ
今回は専門的な内容が多く、難解だったと想像します。
しかし、拡張機能を上手く活用すれば、作業効率を劇的に改善することが可能です。
弊社もあるプラグインを使うことで、月平均100~150時間も掛かっていた更新作業を1/30の3~5時間にまで減らすことができました。
また、更新時に頻発していたミスも大幅に減少できました。
次回の実践編では、弊社が実際に利用しているプラグインの使用法について紹介します。