フォーミュラリー4.0とはクラウド上に構築した
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フォーミュラリー4.0の活用方法「グラフ・集計表作成機能(基礎編)」

「ステップ3:フォーミュラリー4.0の活用方法」をお送りしています。

今回と次回はレコードを見える化する「グラフ・集計表作成機能」を紹介します。

**お時間のない方はこちら(要約動画です)

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kintoneがExcelに勝る点

kintoneには標準機能としてグラフ・集計表作成機能が搭載されています。

ただ、前回・前々回で「書き出し機能」を知った読者の皆さんは次のように思われるかもしれません。

「データをCSVファイルで書き出せるのなら、グラフ・集計表はExcelで作成できる」

その通りですが、Excelには以下の弱点があります。

1.毎回CSVファイルを書き出す必要がある
2.その都度グラフや集計表の設定を行う必要がある
3.作成者によって仕上がりに個人差が出やすい
4.成果物が散逸しやすい
5.1~4に起因する手間暇がかかる

その点、kintoneならば設定条件を保存できるため、短時間でグラフ・集計表を作成できます(もちろん過去データを遡ることもできます)。

また、ルーチンでグラフ・集計表を作成している場合は、「定期レポート機能」で自動化することもできてしまいます。

**定期レポートとは
https://jp.cybozu.help/k/ja/user/app_settings/report/periodic_report.html

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グラフの設定方法

1.「グラフの種類」を選択する
「横棒グラフ」「縦棒グラフ」「円グラフ」「折れ線グラフ」の中から選択します。

2.「分類する項目」を選択する
集計に利用する項目を選択します。
「+」アイコンをクリックすると、「大項目」→「中項目」→「小項目」と項目を増やすことができます。

3.「集計方法」を選択する
集計する対象を選択します(例.レコード数(品目数))。

4.「条件」を設定する
集計対象となるレコードの条件を設定します(例.採用品のみ)

5.「ソート」を選択する
集計結果のソート方法(並び順)を選択します。

6.グラフを保存する
グラフ名を付けて設定条件を保存します。

**詳しくはこちら
https://jp.cybozu.help/k/ja/user/app_collectdata/summarize/summarize_details.html

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集計表を設定方法

1.レコード一覧画面で「集計する」アイコンをクリックする

2.「グラフの種類を選んで作成」から「クロス集計表」を選択する

その以降はグラフの設定方法(2~6)と同様です。

**詳しくはこちら
https://jp.cybozu.help/k/ja/user/app_collectdata/summarize/pivot_table.html

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定期レポートの設定方法

定期レポートは、アプリのデータを定期的に集計し、集計結果を記録する機能です。

1.レコード一覧画面の右上の「歯車アイコン」から「グラフ」タブを選択する

2.定期レポートを設定したいグラフの[編集]をクリックする。

3.「定期レポート」の「集計結果を定期的に記録する」のチェックボックスを入れる

4.集計間隔(1時間ごと・毎日・毎週・毎月・毎四半期・毎年)を設定しで保存する

5.アプリを更新する

**詳しくはこちら
https://jp.cybozu.help/k/ja/user/app_settings/report/periodic_report.html

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最後にまとめです。

今回は「グラフ・集計表作成機能」の基礎編として、以下の設定方法を解説しました。
・グラフ
・(クロス)集計表
・定期レポート

グラフや集計表は定期的に作成しなければならないものが多いため、これを自動化しておけぱ「ちりつも」で大きな時間短縮を図ることができます。

次回は「実践編の2」としてグラフ作成・設定の手順を実演します。

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