フォーミュラリー4.0とはクラウド上に構築した
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フォーミュラリーを直訳すると「医薬品集」

フォーミュラリーの定義

近年「フォーミュラリー」という言葉をよく耳にするようになりました。

特に有名なのが、2015年頃より増原慶壮先生(元聖マリアンナ医科大学病院薬剤部長・現日本調剤取締役)が提唱されている「科学的根拠に経済性を踏まえて策定された医薬品の使用指針」としてのフォーミュラリーです。

 

ただ、何もこれだけがフォーミュラリーではありません。

フォーミュラリーを直訳すれば「医薬品集」。

下記のように、実に様々な意味合いがあるのです。

  1. 採用医薬品集(リスト):100%
  2. 臨床エビデンス(有効性・安全性)の評価・確認:76%
  3. 病院コストに対する薬剤費の影響の評価:85%
  4. 採用・中止の手続きのルール化(委員会・手順):93%
  5. 医薬品の使用手順書(標準化・適正使用) :63%
  6. 薬剤選択をサポートする情報(適正使用・チーム医療):45%
  7. ジェネリック医薬品の使用促進:97%

※フォーミュラリーの7つの機能・側面(平成30年度第3回JASDIフォーラム)

一方、このサイトで言うフォーミュラリーとは、私が長年ブログ・YouTube・Twitterで情報発信してきた「もうひとつのフォーミュラリー」こと、「クラウド型医薬品集(Cloud Formulary)」を指します。

※この本は2021年1月27日にKindle出版しました。

どちらのフォーミュラリーもルーツは同じです。

しかし近年、増原先生のフォーミュラリーが大変メジャーとなりましたので、このサイトでは「フォーミュラリー」という表記は極力避け、「クラウド型」という略称を用いることとします。

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